


ピアノ曲のほか、異なる楽器やオーケストラのための曲をピアノ用に編曲したものまで全25曲を収録した楽譜集。装丁は葛西薫さん。楽譜という存在そのものに緻密に向き合ったページの集積には書物としての美しさがあって、文学的な香りさえ漂ってきます。阿部自身による各曲の解説もあり、音楽として書きつけられた記憶や背景にある物語を想像させます。
発売:2019年5月
菊倍判/104ページ
装丁・デザイン:葛西 薫、都築 陽(株式会社サン・アド)
収録曲(全25曲):
ひらく
楽興の時
夏頌歌
カップルのためのワルツ
日傘
ブローチ
ルペラージュ
【サウンドストーリー『ホテルバタフライ』より 】
ホテルバタフライ
ホテル支配人
日曜日
ホテルの時間はかく流れし
【組曲『庭園美術館のための三つの装飾』】
香水塔
モザイク模様の昼下がり
楕円形の食卓
【組曲『テーブルクロスのバレエ』より】
第一番
第二番
第三番
【組曲『ビュッフェとジオノ』より】
エルゼアール・ブフィエ邸の庭
渓谷の夜
【『京都人の密かな愉しみ』より】
エドワード・ヒースロー
ミヤコ・サワフジ
【『ペンギン・ハイウェイ』より】
天才少年の朝
ペンギン・ハイウェイのテーマ
お姉さん
【連弾】果物のセレナーデ